Tesshanの日記

筑前堂 店主 てっしゃんのお仕事奮戦記

道具の大切さ

みなさん こんにちは

筑前堂 店主 てっしゃんです

 

先週末、土日お休みいただき

何してたかと申しますと・・・

実家の庭木の剪定作業をしておりました!!

 

本数にして8本!!

樹種は貝塚いぶき2本、黒松1本、紅梅1本、枝垂れ梅1本、樫木1本

モミジ1本、クロガネモチ1本・・・盆栽ならそんなに苦にならないのですが

どれもデカい!! 10尺の脚立で作業しました

ちなみに1尺30cmなので3mの脚立です

 

私の父は現在84歳で、会社を60歳で定年退職後、造園技能士1級の資格を取得し

その後造園関連の仕事を2年前まで現役で続けていました

しかし今となっては足がわるくなり脚立に上れなくなり引退

脚立などの造園関連の道具はすべて実家にあるので

なんとか剪定を終え無事に帰宅しました。

 

それにしても何がキツかったってこの暑さ!! 

めちゃめちゃ日焼けしました。

また、大潮だったのでほんの小一時間、合間に探石にも行ってきましたよ

その様子は後日書きたいと思います

 

さて、今日は視点を変え、これだけ剪定したらどんなことになっているのか

鋏などのメンテナンスについてご紹介いたします

私の剪定道具(造園用) 芽切鋏、剪定鋏、葉切鋏、鋸3種


鋏・・・そりゃヤニ(樹液)だらけです

 

ヤニだらけになった道具達

 

メンテに使っている刃物クリーナー、真鍮製ワイヤブラシ、刃物手入れ油

ということで、まず真鍮製ワイヤブラシで軽く汚れを落とし、

刃物クリーナーを噴霧します

1~2分置きヤニ(樹液)が浮いてきたらふき取ります
その時刃の欠けとかないか、ネジのゆるみなどチェックし無ければ

油を塗り完了です!!  そんなに時間かかりませんよ

刃物クリーナー浸透中、刃物クリーナーはホームセンターなどで売ってます¥1,000くらい

 

じゃ刃物の切れが悪くなった時はどうするか

もちろん研ぎますが注意が必要です!!

 

矢印で示したほんの2mmくらいの面(ココだけ)を砥ぎます 刃の接触面は触らない!


砥石か刃物用シャープナーで5回ほど接触面の方に向かって砥ぎ、裏面にバリが

出るので1回スッと砥石を当ててバリを取り除きます

たったこれだけなんですが難しいです、心配な方はメーカーに依頼するか

専門業者に任せた方が無難ですね

刃物手入れ油塗って完了です

ピカピカになりました!!

刃物なので油断してたら手がざっくり切れます!!

注意が必要ですね!!

手入れさえしておけば、すぐに剪定出来ますし

やっぱり自分で気に入って購入した道具は

大切に永く使いたいですよね

 

ちょっと長くなりましたので鋸のメンテはまた後日ご紹介いたします


筑前堂
では水石、盆栽について情報発信して参ります

ご興味ある方は是非コメントお寄せください

またお近くの方は是非お越しください

お待ちしております

 

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